京葉線・東京駅の乗り換えの裏ワザと『成田新幹線』☆彡
JR東京駅での京葉線への乗り換えに辟易としたことはないでしょうか?
京葉線と言うと、ディズニーリゾートのある舞浜駅や幕張メッセ、QVCマリンフィールドのある海浜幕張駅があり、通勤路線であると同時に観光路線でもあります。
しかし、京葉線の東京駅ホームは他の路線から約1kmほど離れた所にあり、乗り換えには15分ほど歩くことになります(-_-;)
こうなると、最早同じ駅とは思えません。
そう、同じ駅ではないのです!
実は、京葉線の東京駅ホームは、東京駅と有楽町駅の間、東京国際フォーラムの下にあるのです。
これはJRでも認めているので、ちょっとした裏ワザがあります☆彡
有楽町駅の有人改札の窓口で「京葉線」と言うと、写真のような紙を渡されます。
SUICAやPASMOをタッチせず(切符の場合は自動改札を通らず)改札を出て、国際フォーラムに向かってテクテク歩きます。
すると、東京駅への下り階段があるので下って行くと、あら不思議、京葉線の東京駅改札に着くのです!
5分ぐらい歩きますが、東京駅構内での乗り換えよりはだいぶマシ(^^)v
しかも、この紙を改札で渡せばそのままホームに行ける=運賃的には東京駅構内で乗り換えたのと同じ扱いになるのです。
そもそも、京葉線の東京駅ホームがなぜ今のような位置にあるのかと言うと、成田空港から東京駅を経由して新宿を結ぶ『成田新幹線』の東京駅として確保した用地を流用したからです。
成田新幹線は沿線住民の反対運動によって頓挫しましたが、京葉線の東京駅のコンコースがやたら広々しているのは、成田新幹線の名残りなのかもしれません。
ちなみに、成田新幹線は成田方面では着工していたので、その名残りが京成の成田スカイアクセス線等に残っていたりします。
成田新幹線の新宿駅用に確保した用地が、実は新宿のとあるビルの地下に残っていたり、「京成スカイライナー」のスペルを並び替えると「成田新幹線」になると言うウワサがあったり、鉄道ファンとしては様々な想像力を掻き立てられる未成線(開通することのなかった路線)です。
この裏ワザを利用できる人は限られているのかもしれませんが、一方で路線検索の限界も示しています。
ボクの住む横浜方面から京葉線沿線を路線検索しても、決して有楽町乗り換えは出て来ません。
検索したことはありませんが、都営地下鉄や東京メトロ沿線からも、恐らく同様でしょう。
東京駅で京葉線に乗り換えるなら、JR同士だと有楽町、地下鉄だと有楽町、銀座、日比谷、二重橋、京橋を目的地に一度検索するのが良いと思います。