城とグルメと鉄道と。

日本全国の城、グルメ、鉄道、それに阪神タイガースネタや横浜F・マリノスネタが絡むかもしれません(^m^)

家から歩いて行けるお城☆彡

【笹下城】(神奈川県横浜市

 

「ステイホーム」ということで、自宅から徒歩で行けるお城へ。

【ニッポン城めぐり】と言うスマホ専用の「位置ゲー」では城主を張っていますが(時々陥落する)、実際に行ったことはありませんでした。

 

小田原北条氏の重臣・間宮氏のお城ですが、豊臣秀吉小田原征伐の時に山中城静岡県三島市…と言うかほぼ箱根)で奮戦。

その活躍で、敵である豊臣秀吉陣営の徳川家康にスカウトされて旗本となり、家系は幕末まで続いて、子孫に間宮林蔵杉田玄白を出します。

 

【アクセス】

自宅から徒歩30分弱…なのは、誰の参考にもなりませんね(^^;)

京急屏風浦(びょうぶがうら)駅、JR根岸線洋光台駅横浜市営地下鉄ブルーライン港南中央駅を結ぶ三角形の交点にあり、いずれの駅からも徒歩20分はかかりそうです。

バスもありますが、運行系統も最寄りのバス停も色々で紹介し切れません(汗) 

 

【見所】

宅地開発が進み過ぎて最早跡形もありませんが、成就院と言うお寺周辺にわずかに遺構が確認できます。

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もう一段上に削平された空間があるので、成就院が主郭部分であったかは分かりません。

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この道が空堀の跡なのは写真内の黒い説明板に記されていますが、コンクリート壁による不自然な高低差でそれを感じられます。

大阪城の「真田丸」の現状と似た雰囲気です。

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お寺の門には「五七の桐紋」がありますが、由縁は分かりません。

豊臣家、若しくは天皇家と何らかの縁があったのでしょうか。

間宮氏が仕えたのは北条→徳川だし、成就院は更に後の建立なので、後者の可能性が高いですね。

 

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恐らく、これも遺構の1つです。

下段の家は堀か曲輪、竹の生えている所が切岸か土塁。

こういう所を見付けると、すごくテンションが上がります↑↑

 

【その他】

このコロナ禍で、成就院御朱印はいただけませんでした。

まだ痕跡はありそうなので、それと合わせてコロナ明けにまた来ようと思います。

 

日本にはお城が3万以上はあったので、大抵の人の家の徒歩圏内には何らかの城跡があるはずです。

ボクも、以前住んでいた家のすぐそばにお城があったり、生まれ育った団地が丸ごとお城だったのを最近知りました。

 

この機会に地元のお城を調べて、歩いて登城すると、いろんな発見があるかもしれませんよ!

行きにくいけど魅力満点なお城☆彡

【飛山城】(栃木県宇都宮市

 

2つ前のポストにも書きましたが、前日に強風のために入れなかった飛山城にリベンジ登城!

鎌倉時代に築城され、秀吉の天下統一まで約300年間も使われたお城です。

 

【アクセス】

JR宇都宮駅西口③乗り場よりJRバスで20分強、「JA清原支所前」下車徒歩8分(570円/IC不可)なのですが、登城に使えるのは往復とも1日に1本。

途中の「鐺山(こてやま)十字路」までだと毎時1本程度ありますが(440円)、徒歩25分程かかります。

つまり、公共交通機関での登城がとてつもなく不便!

そこでおススメするのが、宇都宮駅のレンタサイクルです(100円/電動300円)。

電動が出払っていたため、ボクは普通の自転車で行きましたが、片道40分前後でした。

城の間際が少しキツく、押して歩いたので、電動があれば絶対に電動をおススメします。

多少ショートカットする道があり、鬼怒川を渡る際に城の遠景も楽しめます♪

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鬼怒橋より飛山城を望む。

車の場合は、かなり広い駐車場があります。

 

【御城印】

とびやま歴史体験館受付にて(300円)。

手作りの紙に書道師範の方が手書きした、すごく素敵な御城印です!

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帰りのグリーン車にて。

 

【見所】

結構広く、見所のオンパレードなので、一筆書きで効率よく回れるコースをご紹介したいと思います。

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パンフレットの図。

まずは入口を入らずに右手に行き、櫓台5(パンフレット参照。以下同じ)の土塁を登ります。

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ロープを伝って登ります。下るのは禁止。

入口方面に南下して行くと、城郭ファン垂涎の桝形虎口というか馬出というか。

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素敵すぎる桝形虎口。

ここでは入らずに少し南下すると、櫓台4から大手に横矢掛かり!

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櫓台4から入口を望む。

更に南下して、櫓台3、櫓台2を見たら西へL字に曲がり、先へ進みます。

外へ出るような形で6号堀に下りて、堀の屈曲と櫓台1を楽しみます。

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6号堀と櫓台1。

6号堀の外側は民家になっていました。

櫓台1の内側に5号堀にかかる土橋があり、ここから中に入ります。

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5号堀にかかる土橋。

この中は広大な曲輪になっており、遺構から中世竪穴建物、古代竪穴建物が復元されていたり、トイレがあったりします。

トイレの辺りから更に内側の曲輪にも入れますが、ここも入らず、4号堀を撮影。

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よく見ると畝堀になっている箇所がある4号堀。

北条流の畝堀が見られます。

そして、堀沿いに東(入口方面)に進むと、堀が食い違っている所に土橋がかかる、トリッキーな虎口が。

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食い違った堀にかかる土橋。

ここから内側の曲輪に入り、まずは西に進んで鬼怒川を望みます。

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逆光を利用して、光る鬼怒川を。

条件が良ければ富士山が見えるようですが、午後は逆光になります。

ド下手ですが、堀代わりの鬼怒川が光る様子を撮りました。

この曲輪にも建物が復元されています。

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復元された中世掘立柱建物(将兵の詰所)。

そして、更に内側の曲輪を隔てる2号堀には出っ張りが。

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虎口にはやはり横矢がかり。

この右側にある虎口に横矢をかけています。

梯郭式っぽいので、構造的にはこの内側が主郭だと思われます。

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2方向を土塁で囲まれている。

東南が土塁で囲まれており、北西には鬼怒川。

更に内側を隔てる堀もありますが、埋められているようです。

西側にも堀があり、別の曲輪を形成しています。

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主郭と思われる曲輪の西側の堀。

西側の曲輪からは、再び鬼怒川を望めます。

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この城の堀代わりの鬼怒川。

北から西にかけては、この鬼怒川が堀代わりとなってこの城を守っていたのでしょう。

 

南へ進むと、主郭部分の南東角の堀には、またしても畝堀が見られます。

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L字の土塁と畝堀。

そして、入口へと戻る所には門が復元されています。

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ドラマチックに撮れました☆彡

最短距離で主郭に向かうと早い段階で通過する門ですが、ここから出て、最後に城址碑を撮りました。

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この城址碑は、文字をちゃんと見えるように撮るのが難しいです。

この順路が最も隈なく、しかも無駄なくこのお城を堪能できると思います。

 

【その他】

こんな所(失礼!)にこんなに素晴らしい中世城郭があるとは、驚きでした。

中には「キレイすぎる!」なんて思う方もおられるかと思いますが、客寄せのために安易に模擬天守を立ててしまうようなキレイさとは違い、お城の構造や歴史の理解の助けになるキレイさだと思います。

個人的には、楽しすぎて仕方ないお城でした♪

 

全然関係ありませんが、鉄道ファン的には宇都宮駅205系湘南色を初めて見られたのが嬉しかったです(*^^*)

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鉄道ファン的にはレベルがあまり高くなく、205系がここで運用されていることすら知らなかったのでビックリしました。

 

ギアも無い自転車での往復90分はそこそこのキツさでしたが、鉄道好きとしてもお城好きとしても、大満足な旅でした!

 

では、ごきげんよう

10年選手の液晶テレビ・アクオスを修理☆彡

テレビが壊れました。

シャープのアクオス、LC-46DX3という2010年製の液晶テレビです。

 

症状は、突然電源が落ちた後、電源ランプが赤色点滅になり、以後電源が入らなくなるというもの。

赤色点滅の回数によってどんな故障か分かるのでしょうが、点滅し続けていたので「これはご臨終かな」と思いました。

10年選手だし、展示品を買い叩いたものなので、そろそろ逝ってもおかしくはないのですが、少々抵抗を試みました。

 

 

ググるといくつか解決法が出てきましたが、そもそも電源が入らないので、まずは電源プラグを抜いて1分ほど放電した後、プラグを挿す…ダメ。

 

次に、電源プラグを抜き、本体右の「音量マイナス」と「入力/放送切替」ボタンを押し続けながら、電源プラグを挿す…

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本体右にあるボタン群。

すると、電源ランプが緑色に点灯!(=電源は入った)

そのまま両ボタンを押し続けると、画面左側に「K」の文字が出現!

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意味はよく分かりませんが、画面に「K」の文字が!

ボタンを離し、今度は同じく本体右の「音量マイナス」と「選局マイナス」を同時に押し続けると、黒地に青いアルファベットがいっぱいの画面に。

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PCのBIOSのような画面が出現。

ボタンを離し、電源をオフ。

少し置いて電源をオンにすると、映りました!

これにて解決!…と思ったら、すぐに電源が落ちてしまいます。

何度か繰り返してみましたが、長くて数分で落ちます。

 

ここで初めて、メーカーHPに記載の方法、「電源オンのまま本体の電源ボタンを5秒以上押し続けて電源オフ→1分後に電源オン」を試しますが、状況は変わらず。

そもそも電源オンにならない状況だったので、電源オン前提のこの方法に意味があるとは思えませんでしたが、症状別の対処法に従うとこれしかないので、やってみたまでです。

 

 

ただ、数分とはいえ映るようにはなったと言うことは、分解清掃すれば復活もあるのではないかと思い、分解することにしました。

ホコリがたまって熱暴走するパーツがあるのかもしれないし、外れかけているパーツがあれば、半田ごてで補修するぐらいのことはできるので。

 

ネジは多いものの、割と簡単に分解はできました。

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テレビの中身。

液晶テレビを分解したのは初めてですが、ほぼパソコンですね。

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エアダスターでホコリを除去。

パソコンの分解清掃の時に使うエアダスターを持っていたので、隅々まで徹底的にホコリを除去しました。
なお、半田付けが甘い箇所は見受けられませんでした。

 

組み立てて電源を入れてみると、普通に映りました!

しかし、やはり10数分すると電源が落ちます…。

落ちるまでの時間が長くはなりましたが、その都度前述の手順で復旧しなければならないのでは、実用的とは言えません。

 

 

しかし、ここに来て見落としていた単純なコマンドがあることに気付きました。

価格.comの口コミに、「電源プラグを抜く→本体右の電源ボタンを押しながら電源プラグを挿すと直る」と言う情報があり、その通りにやってみるとちゃんと映ります!

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それでも数10分すると落ちたのですが、コマンドが圧倒的に簡単な上、繰り返す毎にどんどん落ちるまでの時間が延びて、ついには直ったんじゃないかと思うぐらい落ちなくなりました!

数日経った今も、全く落ちません。

むしろ、最初からこのコマンドを繰り返していればよかったのかも(^_^;)

分解清掃が効いた可能性もありますが。

 

 

ただ、前述の通り10年選手な上に展示品だったので、限りなく寿命が近いのは間違いありません。

なので買い換えることを決定し、既に次のテレビを手配しました。

コロナ禍の影響で配送まで時間がかかるようですが、それまでは何とか繋げそうです。

 

実家のリビングのテレビなので、ボクには直接関係はないのですが、自分専用のテレビ持つ母、妹に対し、家族共用のテレビしかない父のチャンネル権がナゼか薄いのに、そのテレビすら映らなくなっては父がかわいそうなので、新しいテレビが来るまでもって欲しいです!

 

もっとも、80歳の我が父は、タブレットYou Tubeを見て遊んでますが(^^;)

 

では、ごきげんよう

遊園地なお城☆彡

【小山城】(栃木県小山市

 

前日、強風で飛山城に入れなかったので、早くも翌日にリベンジ!

2日連続、横浜から青春18きっぷで遠征です。

飛山城だけではもったいないので、小山城に寄り道しました。

念のため、「こやま」ではなく「おやま」です。

「おやまゆ~えんち~♪」でお馴染み…なのは40代以上でしょうか(^^;)

 

関ヶ原の戦い前夜の「小山評定」で有名なお城で、ドラマでもよく出てくるそのシーンを想像しながらめぐるのが楽しいでしょう。

さすれば、城も遊園地に!

 

【アクセス】

小山駅から徒歩10分ほど。

車の場合は小山市役所駐車場を利用とのこと。

 

【見所】

公園化はされているものの、土塁、空堀がよく残っており、奥の方まで見逃せません!

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本丸と北側の曲輪群を隔てる堀と祇園橋。

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塚田曲輪の北の深さ11mの堀。


特に、一番北の空堀はド迫力です!

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堀底からの迫力!

堀底に降りてみることをおススメします。

また、市役所の横にだだっ広い芝生地が御殿跡で、小山評定の吉例にならって日光社参の際の宿泊所として建てられた御殿のようです。

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小山御殿跡。

市役所の入口に「小山評定跡」の碑もあります。

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史跡名としてこれで良いのかは謎。

全く関係ありませんが、工事中の小山市役所の仮囲い(鉄板)に我が阪神タイガースの大山悠輔の写真が!

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タイガースの4番候補、大山悠輔。

出身は茨城ですが、大学が地元の白鴎大学だからのようです。

 

【その他】

駅の観光案内所でパンフレットをもらって行くことをオススメします。

ボクが行った時は在庫切れだったのですが、カラーコピーをしていただけました。

 

100名城、続100名城には選ばれていませんが、国史跡に指定されるぐらい歴史的意義があり、遺構も比較的良く残っているので、もっとクローズアップされてもいいお城だと思いました。

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城内から見た思川。

駅も近いし、思川(おもいがわ)の風景も素敵なので、史跡として整備して、小山遊園地に代わる観光名所として売り出すのはどうでしょうか。

 

では、ごきげんよう

餃子と城☆彡

宇都宮城】(栃木県宇都宮市

 

3月中旬に、青春18きっぷグリーン車(横浜⇔宇都宮)で行って来ました。

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宇都宮駅前の餃子像

宇都宮城主であった徳川家の重臣本多正純が、日光参拝から帰る2代将軍・徳川秀忠をからくり仕掛けの天井で暗殺しようとしたという「宇都宮釣天井事件」で有名なお城です。

これはフィクションで、関ヶ原前夜の豊臣家に加藤清正福島正則を中心とする「武断派」vs石田三成を中心とする「文治派」の抗争があったのと同様に、徳川家中にも武断派・大久保忠隣vs文治派・本多正信、正純親子の陰湿な派閥争いがあり、その一環だと思っています。

結局、本多正信家は大名家としては生き残れませんでしたが、正信の次男・政重が加

賀・前田家の家老となり、その子孫が明治には男爵になったようです。

 

【アクセス】

JR宇都宮駅から徒歩15~20分。

車の場合は無料駐車場があります。

 

【見所】

キレイに復元された堀、土塁とその上にある築地塀と櫓。

土塁の中をエレベーターで上がるという復元の仕方には賛否両論あると思いますが、「模擬」(=嘘っぱち)ではないのでボクは良いと思います。

要は、外観復元で中身が鉄筋の会津若松城天守を良しとするか否かみたいな話です。

また、一旦消滅した城を街中に復元しようとしたら、いきおいこのような形になると思うので、お城好き、歴史好きならあまり非は唱えて欲しくないです。

ただ、写真を撮ろうとするとどうしても近代的な建物が入ってしまうのは難点です。

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清明台(手前)と富士見櫓(奥)。

 

【その他】

宇都宮餃子も目的の1つでした。

今回は駅ナカにあった「青源」へ。

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青源のネギ味噌餃子。

ネギ味噌餃子がすごく美味かったです♪

餃子専門店というものをあまり見たことがありませんが、宇都宮には林立しており、しかもどこも行列しているのが驚きです。

 

この日は宇都宮城の後に飛山城に行ったのですが、何と強風のために入城できず!

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飛山城は強風のために入れず!

公共交通機関でのアクセスが非常に困難なお城で、実はこちらがこの日のメインだったのですが…!

最寄りのバス停を通るバスは実質的に往復1日1本で、それ以外の時間は2キロ離れたバス停を利用するしかないという…。

それに合わせて予定を組んでいたので、往路は最寄りのバス停を利用できましたが、復路はバス停まで2キロ歩きました。

翌日リベンジしましたが、別のアクセス方法を編み出したのでお楽しみに!

 

では、ごきげんよう

ひかりTVとの格闘☆彡

プロ野球(主に阪神タイガース)の試合を見たいのとネットの接続のために、数年来J:COMと契約していたのですが、【ソフトバンク光テレビ】に換えることにしました。

これは、「ソフトバンク光」+「ひかりTV」のサービスです。

 

昨年10月に転居したのですが、転居前のマンションはJ:COMのインターネットが無料だったので、テレビのスタンダードのコースのみの契約で月額5,500円ぐらいでした。

 

転居先のマンションでもJ:COMは継続したのですが、インターネットは無料ではないのでテレビ+ネット320Mのセットの契約で月額9,380円

金額については「そんなもんかな」と思っていたのですが、Wi-Fiの速度があまりに遅いので計ってみると1Mbpsも出ていないことが多く、「Amazon Prime Video」「DAZN」等を視聴していると頻繁に遅延が生じました。

 

そんな、だいぶストレスが溜まっていたタイミングで、ボクのスマホに「ソフトバンク」を名乗る営業電話がかかって来ました。

もちろん訝しくは思ったのですが、「Ymobileを長くご利用いただいてありがとうございます」的な事を言われたので、話を聞くことにしました。

ちなみにYmobileとは、DDIポケットPHSの時代から四半世紀ぐらいの付き合いです(^m^)

 

曰く「高速インターネット(3,800円)+ひかりTV(2,000円)+チューナーレンタル(500円)=月額6,300円で今の環境とほぼ同じ内容」とのこと。

しかも、J:COM解約に関する費用もキャッシュバック!

根掘り葉掘り聞いてみるも、嘘ではなさそうでした。

 

これに飛び付いた所からが、話の始まりです(^^;)

 

 

契約すると、まずインターネット接続機器が送られて来て、宅内配線工事があり、機器を自分で接続、設定という流れ。

 

【壁のモジュラージャック】→【ONU】→→【ルーター】→→【チューナー】

                            ⇢【パソコン他】

※「→」は光ファイバー、「→→」はLANケーブル、「⇢」はWi-Fi

 

配線は簡単で、すぐにテレビは見られるようになりますし、Wi-Fiもすぐに繋がります。

Wi-Fiの速度はJ:COMの時の約10倍で、80Mbps~110Mbpsと超高速!

 

ただ…

しばらくすると、テレビを見ていても録画番組を見ていても映像が頻繁に飛ぶ、と言うか途切れるようになりました(´・ω・`)

 

機器を再起動させるとしばらくは落ち着くのですが、すぐに元通り。

そこで、下記のような対策をしました。

ONUルーター間のLANケーブルを、付属の物より上位のカテゴリー7の物に交換。

ONUとチューナーを直接接続。

③ ②ではWi-Fiが使えないので、スイッチング・ハブを購入し、以下の配線へ。

  【ONU】→→【スイッチング・ハブ】→→【チューナー】

                   →→【ルーター

Windows7の「Wake on LAN」機能を停止。

 

①は「LANの速度不足なのかな」と思って、車で言うと車線を広げてやって交通量を増やしたイメージですが、そもそも十分な車線の広さがあったのでほぼ意味無し。

 

②はルーターに原因があるのではないかと思っての施策で、これで一時は直ったかに思われました。

③は、その状態でWi-Fiを使えるようにした施策です。

しかし、しばらくするとやはり映像が飛ぶようになりました(´・ω・`)

 

④は、スリープや電源オフの時にLANとの通信速度が低速になるWindows7に特有の症状があり、ネットワーク全体がそれに合わせて低速通信になってしまうので、それを回避する施策です。

「ボクのWin7機は外付けのWi-Fiレシーバーなので、関係ないかな」とは思いましたが、内蔵のWi-Fiも積んでいるので、一応使っていないネットワークアダプタを無効にしました。

しかし、これも効果はありませんでした。

 

そこそこメカに強い自負があるので、何かトラブルがあるとちょっとワクワクしてしまい、色々やってみてしまう質(たち)なのですが、今回はお手上げです…。

 

 

あまり気は進まなかったのですが、「ひかりTV」にメールで問い合わせると数日後に電話がかかって来て、「あれやったか、これやったか」と根掘り葉掘り聞かれました。

詳細はメールに書いたのですが、やはり全く無意味なのですね(想定内ですが)。

ちなみに、J:COM解約の時も似たようなやり取りがあったのですが、この不毛なやり取りに何の生産性があるのか疑問です。

オペレーターの雇用の確保???

 

結果的にチューナーの交換となりましたが、ナント!

それで一発で解決(^^;)

 

そんなこともあります。

 

 

ただ、月額6,300円が税別価格であった点と、オプションチャンネルを契約しないと見られない試合があるのが…。

オプションチャンネルを契約すると月額9,500円ぐらいで、結局元の木阿弥(-_-;)

Wi-Fiが速いのは大きなメリットですが、番組の検索がものすごく不便だったり、USB-HDDに録画した番組をブルーレイレコーダーに移せなかったり、LANケーブルが部屋を這い回っていたりとデメリットも多く、プラマイゼロな感じです。

 

では、ごきげんよう

【続日本100名城 菅谷館】

城めぐりの秋到来!(※ 後述)

と言うことで、埼玉県は嵐山町菅谷館(すがややかた)に登城。

嵐山は「あらしやま」ではなく「らんざん」と読みますが、関東でも読める人は少数派です(^^;)

 

菅谷館の最寄り駅は東武東上線武蔵嵐山駅ですが、ボクの住む横浜からは東急東横線副都心線経由で東武東上線と直通運転をしているので、対面乗り換え1回で行けます。

ただ、2時間ほどかかるので結構ハードです。

かえって乗り換えがあった方が、変化があって楽しいかもしれません。

 

 ともあれ、お昼過ぎに武蔵嵐山駅に着き改札を出ると、正面に「杉山城は左、菅谷館は右」という案内があります。

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ちなみに、杉山城はこの翌週に登城しましたが、徒歩で同日に登城するのは時間的にも体力的にもハード過ぎます。

 

菅谷館へはほぼ一本道なので迷うことはないと思いますが、心配な方は観光案内所があるので道を聞くと良いでしょう(徒歩15分)。

名物の「辛モツ焼そば」を食べようとリストアップしていたお店が道中にあったのですが、残念ながらお休みでランチ難民になりかけましたが、お城のそばの国道254号線(嵐山バイパス)に出ると飲食店がいくつかあり、助かりました(^^;)

ボクは「ばんだい」というラーメン屋さんで、味噌ラーメンを食しました。

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結構美味しかったのですが、テーブルの上の占い機が懐かしかったのと、キッチンペーパーの存在感に驚きました(・・;)

駅周辺には飲食店が乏しいので、少し注意が必要です。

 

まずは「埼玉県立嵐山史跡の博物館」を訪れますが、国道から博物館に入る道が搦手口(からめてぐち=裏口)です。

結構広い駐車場があるので、車で来ても安心ですね。

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博物館の受付に続100名城のスタンプが設置されており、入館しなくても押印はできますが、入館料は100円(JAF会員証提示で60円)だし、このお城の予備知識も得られるので、ここは見学すべきでしょう。

城主である畠山重忠の人形が急に喋り出すので、ちょっとビックリしますが(^^;)

ちなみに、ウォシュレット付きトイレもあり、飲料の自販機も良心価格です♪

 

博物館に「菅谷館跡 見て歩きガイド」という冊子があり、ここに示されている順路に従って見学すれば見どころを無駄なく網羅できます。

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かいつまんで写真で紹介すると、まずは三ノ郭と西ノ郭の間に架かる復元木橋

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そして、二ノ郭におわす城主の畠山重忠像。

畠山重忠源頼朝に従って鎌倉幕府の成立にも貢献し、源氏三代に仕えた有力御家人でしたが、幕府内の権力争いに巻き込まれ、執権の北条氏の策略によって二俣川・鶴ヶ峰の戦いで没します。

ちなみに、二俣川・鶴ヶ峰古戦場の碑は、横浜の相鉄線鶴ヶ峰駅の近くにあります。

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そして、土塁、空堀ですが、写真ではなかなか伝わり辛い!

キチンと整備されているので、縄張りは見やすいです。

 

畠山重忠という名は知っていたし、古戦場も車で通りかかって気付いていましたが、今回この城を訪れてそれが繋がりました!

そういうのが楽しいんですよね~♪

これを機に、ちょっと畠山重忠を掘り下げてみようと思いました。

 

「館」というのもあって正直少しナメていましたが、思いの外いい城だったのと、地元にも縁(ゆかり)のある人物の城だったのが分かり、かなり楽しい城めぐりでした。

 

 (※)

「山城(やまじろ)は秋に行け!」という城めぐりの鉄則があります。

城めぐりは半ば山登りなことが多いので、暖かい時期はハチや蚊などの虫、クマやイノシシなどの動物、それにマムシなどのヘビに遭遇する可能性があり、冬は雪に閉ざされることもあるので、秋が一番めぐりやすいのです。