成田空港駅の秘密①
青春18きっぷの残り1回を使って、成田空港へ行って来ました。
横浜からは、青春18きっぷの使える横須賀線・総武快速線「快速エアポート成田」で直通ですし、グリーン車もOKなのでグリーン車で(*^^*)
往きからビールを飲みながら♪
成田空港を巡って抗争があったのは周知の事実ですが、その縮図とも言えるのが東成田駅と芝山鉄道なのです!
元々成田空港へのアクセスは、国鉄が成田新幹線を計画しており、一部では建設も始まっていたのですが、沿線住民の反対運動等で思うように進みませんでした。
なので、国鉄の意地悪(?)で成田空港駅予定地への乗り入れが許可されなかった京成電鉄が、独自に空港直下に「成田空港駅」を開業させ、そこからバスでのピストン輸送で空港へのアクセスをまかなっていました。
ところが、その後成田新幹線計画が正式に頓挫し、その用地を流用する形で今の成田空港駅が開業。
京成電鉄の乗り入れも叶って、JRの成田エクスプレスと京成のスカイライナーがしのぎを削る中、元の京成・成田空港駅は東成田駅と改称し、知る人ぞ知る駅になってしまいました。
更に、成田空港建設反対運動の中で「空港によって地域の東西が分断される」との声に国が建設を約束し、第三セクター方式で2002年に成立したのが東成田駅⇔芝山千代田駅のわずか2.2キロの日本一短い鉄道会社、芝山鉄道です。
ボクの地元駅から成田空港まではJRだと往復4,000円弱なので、2,370円/日の青春18きっぷだと1,500円強お得ということになります。
もっとも、横浜⇔成田空港はグリーン料金(片道780円)がかかっているし、東成田⇔芝山千代田は1駅なのに片道200円だし、芝山千代田駅では記念乗車券セット(500円)も購入したので、かえって高くついているのかもしれません(^^;)
以上、ざっと今回の行程を書きなぞってみましたが、次回は具体的な行程を書き記したいと思います。
ほとんどの方には無意味ですが、鉄道ファンとしてはドキドキワクワクの連続ですし、東京に近い所にこんなミステリーがあるのを知っていただけると思います!