城とグルメと鉄道と。

日本全国の城、グルメ、鉄道、それに阪神タイガースネタや横浜F・マリノスネタが絡むかもしれません(^m^)

プラチナチケットを舐めるなっ!

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いつも思いますが、プレミアチケットが高額で転売されるのをやっかむ人達って、いつまでいるのでしょう???

①資本主義経済では、需要が供給を上回れば当然値段が上がる、②資本主義経済では、売買の自由が保証されている。

よって、プレミアチケットが高額で売買されるのは正常で、そこに何の違法性もありません。

これが違法なら、株の売買なんかも違法になってしまうし、そもそも「安く仕入れて高く売る」という商売の根幹が否定されることになるので、資本主義経済では絶対に違法にはなり得ません(問題になるのはあくまで条例違反)。

 

本当にそのチケットが欲しい場合、何とかして一次販売ルート(プレイガイド等)で入手する、若しくは自分の出せる額と相談して、ネットや金券ショップで買えばいい話です。

また、手に入れたチケットを観戦に使おうが、誰かに売ろうが、それは価格を含めて所有者の自由です。

 

 

では、何故転売をやっかむ人がいるのかと言うと、その入手方法にあるのではないでしょうか。

「自分はどうやっても手に入れられないのに、汚い手を使って手に入れた奴らが転売で楽に儲けている」と思っているのでしょう。

甘い!甘すぎる!!!

 

ボクは、2000年代後半から自分の行きたい野球、サッカー、音楽の公演のチケットを狙って来ました。

休みがままならない商売なので、行ける可能性のある公演はとりあえず何とかして押さるために知恵を絞って、チケットをゲットする術を磨きました。

同時に、チケットを取っても行けないことも多いので、なるべく損がないように売る手段も講じました。

その結果、行きたい公演のチケットはほぼ押さえられるようになり、行けなくても損が出ないように捌くことができるようになりました。

 

プラチナチケットを取るにはそれなりの準備もいるし、特に必要なのは根気。

それが分かった今では、転売業者も楽ではないことが分かります。

チケットの販売には大きく分けてFC先行、先行、一般とありますが、特に人気アーティストだと比重がその順番なので、転売業者はFCに多数口入っていたりします。

FC先行のために名前を借りたり、会費だけでも相当なコストでしょう。

プレイガイドの先行はIDごとにエントリーできますが抽選で、最近は認証が厳しいのでこれも頭打ち。

一般の電話販売は一番転売業者が入り込みやすく、「リダイヤルマシーン」で裏番まで塞ぐというウワサがありましたが、今は電話でチケットを取る時代ではないので、実は逆に一般の電話販売が今は一番取りやすいというウワサすら。

「汚い手」を使うとすればここぐらいで、 ネットの世界は平等なので、世間が思っているほどチケットゲッターが入り込む余地は広くないのです。

 

 

結論から言うと、ちゃんと準備すれば一番取れるのは先行で、ここに頭数を揃えられればチケットは取れる時代なのです!

ハマっ子なのでベイスターズファンが多いのですが、ベイファン日本シリーズに慣れていないせいか当選率が高かったようで、知り合いのベイファンはほぼ自力で観戦に行けていました。

1組だけ、ボクが譲りましたが。

 

強調したいのは、ベイファンではないボクが、情報力と根気だけで横浜スタジアムの全試合取れたんです。

ボクはチケットを取るための研究はして来ましたが、特殊なメカやソフト(アプリ)を使ったワケではなく、ひたすら根気のみが武器でした。

ベイファンではないので、完全に全力を尽くすまでは行きませんでしたが、それでも3試合✕4枚のチケットをゲットできました。

取れなかった人は、単なる努力不足以外のナニモノでもないと思いませんか?

要は、チケットを取れずに文句を言ってる人は、自分の努力不足を省みずに他人の努力を否定しているのです。

 

 

この記事では「空席が目立った」とありますが、明らかに誇張。

確かに、ヤフオクドームではスタンドにカメラが振られると多少空席はありました。

これは、ヤフオクドームの需要が供給を下回っているからです。

ボクがタイガースファンで、2014年の日本シリーズ(ホークス対タイガース)の試合を全試合取り、結局全試合行けなかった際に、甲子園開催分は数倍で売れたのに対し、ヤフオクドーム開催分は投げ売りでないと売れなかった経験により明らかです。

つまり、ヤフオクドーム開催分が売切れなのはチケットゲッターの暗躍のせいですが、彼らもこんなに売れないとは思わず、チケットが大量に余っているために投げ売りするしかないのですが、それでも売れなかったのが空席という結果となって表れているのです。

要は、日本シリーズとは言えど必ず値上がりするワケではなく、大損をすることもあるので、チケットゲッターと言えど目利きが必要になるのです。

 

ちなみに、横浜スタジアムの空席は都合により来られない、単にまだ来ていない、トイレに立っている程度で、目を凝らさないと分からない程度でしたよ。

 

 

このように、チケットの価値は定価云々ではなくその試合の価値により値段が決まるのであって、資本主義経済ではそれが正常なのです。

高騰ばかりが目に行くだけであって、実際には暴落するチケットの方が多いことに目が向かないだけ。

 

横浜スタジアムなんて、数年前までは定価でチケットを買うなんて考えられなかった球場です。

オープン戦は常にタダ、公式戦のチケットも新聞屋がタダ券を配り歩いていました。

それでも満員にはならなかった。

要は、チケットはタダ以下の価値だった。

なので、ボクは常にタダ券やネットでダブってるチケットで安く観戦していました。

それが、今は連日満員。

定価以上払っても入りたい人がたくさんいる。

つまり、定価なんて便宜上の数字で、チケットの価値は客が決めるんですよ。

 

 

ネット時代、チャンスは公平です。。

一般発売の電話では、今だにリダイヤルマシーンなんかでチケットゲッターが暗躍してるのかもしれませんが、割り当ては多いとは思えませんし、現にこの日本シリーズも友人が電話で取ったので、以前より緩いことは確かです。

先行発売はエントリー制で抽選なので完全に公平、ネットの一般発売も有利不利はほとんどないので、チケットが取れないのは完全に努力不足。

単なるやっかみに過ぎません。

 

チャンスが公平=1人1チャンスということではないので、もう少し頭を使ってみては?

そこに気付けば、大抵のチケットは取れますよ。

逆に、そこに気付かないと愚かなやっかみを繰り返すことでしょう。

それでも取れない時は、それ以上の努力をしてる人がいるということなので、素直に屈してオークションを利用すればいいだけです。

それが資本主義経済。

限りあるチケットは、取れた人の勝ち、取れなかった人の負け、それだけです。

 

一方で、本当に欲しいワケではないボクが情報力と根気で全試合のチケットを正規に手にし、他方で、口先だけで「本当に欲しい」と言っている一試合も取れないベイファンが大勢いる。

 その差が、オークションサイトの価格なのです。